2014(平成26)年度事業報告書

まちづくりNPOげんき宮城研究所
2014(平成26)年度 事業報告書

1 事業の成果
  この団体は、地域と時空を超えて、グローカルな視野で住み良い地域社会と
新たな文化を創造することを基本理念とし、①まちづくりの推進②福祉の増進
③文化の振興④環境の保全⑤想いをかたちにする活動
⑥他団体との連携・助言・政策提言をミッションとしている。
かつ、異文化理解と世代間・地域間交流をコンセプトとする。
2011年3月11日以降は、東日本大震災緊急復旧復興支援活動及び避難者
の自立生活創生支援活動に特化し、現在も継続している。

広域連携による持続的支援体制構築事業

サロンの開催では、仮設住宅住居者や在宅避難者の高齢者を対象に
パッチワーク教室やマイ箸づくり塾を実施し延べ約400名が参加した。
会場は、東松島市ひびき工業団地仮設住宅集会所及び談話室
石巻市仮設渡波第一団地集会所を利用した。マッチング及び
コーディネートでは、約500名、世代間・地域間交流及び対流では
11都道府県約350名と相互交流を図った。

災害文化確立伝承事業

・地域で発生する自然災害を「知り、学び、考えそして行動する(備え)
=災害文化の確立
・過去の災害を謙虚に学び、現在を忠実に記録・記憶し、未来に真摯に伝える
=災害文化の伝承
東松島まちづくり基金助成事業及び自主事業として、
東日本大震災長編ドキュメンタリー映画「PRAYFOR JAPAN~心を一つに~」
の自主上映会及び現地報告会を計12回実施し延べ約500名が鑑賞した。
トヨタ財団2013年度国内助成プログラム東日本大震災特定課題では
過去の被災地を訪問・学習しその成果をもって今後のまちづくりに
生かす目的で、「災害文化確立伝承プロジェクト」を結成し北海道奥尻島
及び中越を訪れた。それとは別に連携団体の一員として阪神・淡路(神戸)
を訪問3団体で事業報告会を東松島市で開催した。

2 事業に関する事項
特定非営利活動に係る事業
事業名(1):広域連携による持続的志縁体制構築事業
①サロンの開催 
平成26年4月~平成27年3月 計21回 石巻・東松島市の仮設住宅集会所等 
従事者延べ74名 受益者延べ415名
②マッチング&コーディネート 
平成26年4月~平成27年3月 計16回 石巻・東松島市の仮設住宅集会所等 
従事者延べ61名 受益者延べ約500名
③交流及び対流(復興地視察含む)
平成26年4月~平成27年3月 計51回 1都1道1府8県 県内復興地及び在宅避難者等 
従事者延べ76名 受益者延べ約350名

事業名(2):災害文化確立伝承事業
①東松島まちづくり基金助成事業:自主映画上映会及び現地報告
平成26年6月~平成26年9月 計5回 野々市市、石巻市、輪島市、金沢市2回 
従事者延べ10名 受益者延べ約200名
②トヨタ財団2013年国内助成プログラム 東日本大震災特定課題 助成事業
平成26年4月~平成27年3月 計2回 北海道奥尻島、中越 延べ16名  

自主事業(3):自主映画上映会及び現地報告
平成26年4月~平成27年3月 計7回 石巻市、射水市、鳥取市×3、倉吉市、津市 
従事者延べ22名 受益者延べ約300名
③津波伝承紙芝居の上演:第3回国連防災世界会議
パブリック・フォーラム JICA展示テント内
平成27年3月14日~15日 従事者延べ5名 受益者延べ約200名
その他、この団体の目的を達成するために必要な事業
防災・減災行動の啓発活動 平成26年4月~平成27年3月 計13回
従事者33名 受益者延べ約280名

3 情報発信体制等に関する事項
・ホームページ  http://www.genki.miyagiken.biz/
・ブログ     http://blog.canpan.info/genkimiyagi
・ニュースレター げんき宮城通信 年1回発行

カテゴリー 事務局いろいろ, 助成金での活動.

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