復興地からの報告2
水難事故者供養之塔(東松島市野蒜海岸)
この供養之塔は、前年に海水浴場で遊泳中に8名のひとが、そして入水自殺者1名がでたことから地元の有志の手によって昭和42年に建立されたもの。今回10mを超える津波が襲来した地域にもかかわらず、倒壊をまぬがれた。
53年まえのチリ地震の折、2mの津波浸水があった地域で、その対策のため4mの堤防が海岸沿いに築かれた。東日本大震災の津波は、なんなくその堤防を越え一帯の集落は壊滅した。人智の及ばぬ自然災害に対して、過去の教訓に学ぼうとしない輩が跋扈している。堤防がかさ上げされる計画なので
現在地での修復はできないものの、適地に保存する方策が求められている。
復興地からの報告2
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